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画家・榎並和春  2011/3からHPアドレスが変ります。 → http://enami.sakura.ne.jp
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 携帯が新しくなった。ゆえにシャメの画素数が大きくなった。別に今までのものでよかったのだが、今年一杯でなくなるというので仕方がない。デジタル放送なんかもそうだけれど、かってに変更して新しい機種に変えるように薦めるのはずるい商売だなと思う。

 と思いながらドコモショップに行って機種変更を頼むことにした。まぁ最低でも二三万を覚悟していたのだが、キャンペーン中ということで、ただであった。何故??そんなことができるの、よっぽど儲かって利用者に還元しているわけでもあるまいに、今ひとつ納得行かないのだが、文句をいうこともおかしいのでそのままにしてもらってきたのだが、携帯の料金体系というのも複雑で理解に苦しむのだな。保険とよく似ている。
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 帰ってきました。実は昨日帰っていました。ところがあまりにも暑くて疲れたので何もしないで寝てしまったのです。長い旅でした。帰りは東京まわりで銀座の個展を何軒か見ました。まぁ銀座も同じように暑かったですね。帰りの電車の中で思ったこと、こうやってドサまわりの芸人のように暮らせてゆければ本望だ。いつまでできるのだろうかね。体の自由が利く限り、だめになったところで御仕舞いにしたいね。上手い具合に幕を閉じられるといいのだけれどね。まぁわかりません。

 一番簡単な方法は、貸しで始める事だ。これだと失敗しても被害は自分だけです、最小限の範囲で済ませることができる。けれど、被害が少ない分、メリットというのか影響力というのか、波及効果というのか、当然他人を巻き込める力も弱い。

 多くの人を介せばするほど、責任も大きくなるし、その分リスクも大きくなるけれど、影響力も大きい。○動画廊などの個展の企画を見ていると作家がどんどん小さくなって、スタッフばかりが大きく見えていくように感じられる。まぁ大手の画廊というのはそうでもしないとやっていけないのかもしれないけれどね。自由がないようでかわいそうに思えたよ。でもまぁ彼は自分の絵を描いていたから立派だね。

 企画の話はなかなか難しいね。お互いの信頼関係もあるけれど、作家は直接売った方が効率はいいわけだ、けれどそれを続けているとやがては玉が尽きてくる。だから信頼できる画廊に全面的にお任せした方が楽なのはその通りなんだな。・・・・・・・・・

 
眠くなった。また明日。
 





 夙川にかかる古い橋
 京阪神地区に住んでいると、阪急沿線の芦屋あたりというのは、一種あこがれの地である。いままでほとんど気にすることもなかったのだが、今回縁があって阪急の夙川あたりをぶらぶらと歩いてみた。神戸の須磨あたりもそうだが、鉄道線は山すそを縫うように走っていて、住宅地はそこを基準にして上に向かって伸びている。そういた坂道のある風景というのは、なかなか趣がある。

 夙川の駅の北口を降りて山に向かう線路に沿って少し上ってゆくと、踏切がある。この線路はどこへつながっているのだろうか。線路をまたいでドンつきにまだ真新しい大きな家が何軒か並んでいる。あとで知ったのだが、例の阪神大震災でつぶれてしまって立て直したらしい。

 名前の由来である、夙川が見えてきてそれにかかっている橋が上の写真の橋です。コンクリートでできた苔むした人しか通れないような古風な橋です。

 なぜ夙川にでかけのかはまた明日。





 なんこうさん(湊川神社)楠正成の森





 ほとんど親孝行らしいことはしていない。迷惑のかけ通しで今まできてしまった。そうであるからなのか、私が帰省すると、具合が悪くなって病院に行くことが多い。今回もそんな具合で母を背負って近くの病院にゆく。肺に水がたまったとかで、先日は兄貴が病院まで背負って連れて行って抜いてもらったそうだ。今日は腸閉塞の疑いとかで、また大きな病院まで検査に行く。待たせれて、それだけで疲れてしまった。94歳のお袋にはわるいけれど、何事も無いことのほうが不思議で、若い医者が今日は絶食して様子を見てくださいと言っていたが、そんなことをすればいっぺんに参ってしまう。医者は経験がなければ信用できない。独自の判断で対処することにした。それで大事なければいいだろう。

 今回の反省。地元ということで甘えがあったように思う。最初のころは物珍しさも手伝って、多くの知り合いや親戚や友達が来てくれた。それはすごく有難いことで、私のように故郷を二つ持っている人間の有難いところだとは思う。けれど、それも二回三回になると珍しくは無くなるわけで、それを理解していながら次ぎの手を打ってこなかったのが、大きな敗因だな。なんとなく自惚れてそこそこ活動して認知されているように勘違いしていたのではないかな。ここでは全く無名の一人の絵描きであることを知るべきだ。

 新聞に記事を送っても何のコネもなければ掲載もされないし、告知する方法はほとんどなかった。自分のDM300枚ぐらいなもので、これで多くのお客さんを集めることは無理だろう。地元だから何とかなるだろうという甘い認識があったことは確かだ。こちらに住んで日々活動していればそれなりに姿が見えるのだけれど、二年に一回個展をするだけでは、なかなか認知させることは難しい。

 個展の形態も変えて行くべきだった。早い段階でそういった助言をもらっていたにもかかわらず、そこそこ結果を残せていたので、そのままここまで来てしまった。そこが落とし穴だったな。もうすでに何年も離れている場合地元というより、見知らぬ土地でやるつもりで、はっきりとお任せする画廊を見つけて行くべきだった。もう作家自らは裏にまわるべきだ。分っていたんだけれど、どうも頭を下げてお頼みするのが嫌で放っておいてきてしまった。いまさらもう頼めない。

 面白い話が無い限り、神戸ではしばらく個展はやらないだろう。

 
お仕舞い。





 とうとう終わってしまった。祭りの後というのはいつも寂しいものだ。

 今年の個展の印象はとにかく暑かった。それに尽きる。午前中はそこそこであるけれど、午後からは一気に気温が上がって、ぴたりと客足が途絶える。だから実質午前中の一時間と午後の4時過ぎからの二時間ぐらいしかない。日本は全く熱帯に入ってしまったように街中がフライパンだ。それも大きな敗因だろうな。自分がお客さんの立場でもなかなか観に行かないだろうな。特に街中の画廊というのはグループ展のように多くの人が集まりやすい場という意味では有効な要素だけれど、個展には特に必要な要素ではないかもしれない。

 反省は色々あるけれど、まぁ今は無事に終わったことでよしとしよう。暑い中、本当に有難う御座いました。感謝、感謝です。

 明日は1日休養日。明後日、京都に一泊してそのまま帰ります。
 





 今回の個展は失敗だった。まだ明日があるけれど、完敗だ。お世話になったHさんが来てくれて、慰めてくれた。「いい絵なんだから、いいのじゃないの。まぁいいこともあればよくないこともあるさ、それもひっくるめて個展なんだから」とね。これを踏まえて何かしら動かなくてはならないだろう。一つのきっかけになれば今回の個展も生きてはくるだろう。

 明日は楽日。片付けがあるので午後4時にはお仕舞いです。少しお早めにおいで下さいませ。
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