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画家・榎並和春  2011/3からHPアドレスが変ります。 → http://enami.sakura.ne.jp
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はる 3177
 ユーチューブでNHKの「宇宙」をみる。まぁそれにしても便利なものだ。見逃したと思ったテレビ番組をこうやってみることが出来るのは嬉しい。前のpcではダウンロードに時間がかかりすぎて細切れにしかみれなかったものが、xpになってほぼ滞りなくみることができる。

 目新しいことはなかったのだけれど、ビッグバンは今では小学生でも知っていることだわな。そのきっかけは宇宙の大きさを調べていたら、一番遠い星がどんどん遠ざかっているように見えた。そう、だから今より前はもっと近くにあったわけで、それを気が遠くなるほど繰り返せば、やがては今のすべての要素を含んだ点に還元されるのだろうと考えられるわけだ。そこまではいい。

 何もないところに、点があるとき突然ぱっと出現して、一秒の何万分の一の時間に、光で何万年もかかる大きさまで膨らんだ、大爆発を起こしたというだな。これはもう物理的な大きさや、時間の感覚では計り知れない、そんなもん想像できんだろう。・・んじゃ、その前はどうなってたの?という疑問が残る。

 で、実はこの宇宙の前には親宇宙が存在していて、その前にはまだその生みの親宇宙があるというのだな。これって植物の枝分かれ、細胞分裂みたいなもので、まさにフラクタルの理論そのままだな。

 それから、冗談みたいな話だけれど我々の体は宇宙の星のかけらで出来ていているという事実。というのは我々を形作っているさまざまな元素は地球だけでは作ることができなくて、遠い星が成長の過程で最後に大爆発した結果宇宙に撒き散らした塵が集まって出来たということ。

 こういった宇宙を見ていると長い時間をかけて成長する生命のようなものを強くかんじるなぁ。我々も元は同じように、宇宙に漂う塵だった。やがて何かのきっかけで地球の引力に引かれて星屑となって地上に降り注いだ。空中の大気になったものもあれば、地中深く岩石になってしまったものもあるだろう。

 地上に出てきた元素はやがて結びついてDNAの一部になって生物の体になる奴もいでてくる。生命が次の生命を生んで新しい命になってゆく。そしてやがてはまたもとの宇宙の塵にもどってゆくというわけだ。

 だから、こう思うんだな。人の一生も宇宙の一生も実は同じような理で出来ているんだな。いや、実は我々の方が宇宙の創生を真似しているのだと思う。でなければこんなに上手に何もかも回って行くはずがない。誰かが考えてやったのならまだ探りようがあるけれど、これは全くの偶然に見えるけれど、その実上手に計られた物語のように思えるな。

 
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