画家・榎並和春 2011/3からHPアドレスが変ります。
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新作のために地塗りを始める。5,60点ぐらいあるかな。ここに至るまでも下地作りを色々やっている。絵を描くまでに延々とこういった作業が続く。ただ同じようにやったのでは面白くないので、出来るだけ変化をつける。その時に心がけることは「自分の意に反するように」ということ。
この「意に反する」というのが結構極意かもしれない。綺麗にきっちり塗ったり貼ったりすることは簡単だな。それらしい物を持ってきてコラージュすれば、簡単にそこそこの作品ができる。でもそれだけに終わってしまう。何の工夫も抵抗もないものになってしまう。そこであえて「自分ならこうはやらない」「ここにこれがあれば困る」ということを下地作りのうちに出来るだけやっておく。
色も出来るだけ原色でけばけばしいくらいのものを置く。なぜならいずれは渋い自分の好みの色になるのが分かっているから。そうやって自分に反する仕事がされていればいるほど、何とかしようという工夫ややる気が起きるのだな。
無意識にやるとどうしても今までと同じようにやってしまう。手馴れの仕事になる。例えば筆でなぜるようにムラなく塗るのはある意味小学生でもできる。だから反対に意識して出来るだけ、「無意識」に「無作為」に塗る。書に似てるかな。これがなかなか面白い。
この「意に反する」というのが結構極意かもしれない。綺麗にきっちり塗ったり貼ったりすることは簡単だな。それらしい物を持ってきてコラージュすれば、簡単にそこそこの作品ができる。でもそれだけに終わってしまう。何の工夫も抵抗もないものになってしまう。そこであえて「自分ならこうはやらない」「ここにこれがあれば困る」ということを下地作りのうちに出来るだけやっておく。
色も出来るだけ原色でけばけばしいくらいのものを置く。なぜならいずれは渋い自分の好みの色になるのが分かっているから。そうやって自分に反する仕事がされていればいるほど、何とかしようという工夫ややる気が起きるのだな。
無意識にやるとどうしても今までと同じようにやってしまう。手馴れの仕事になる。例えば筆でなぜるようにムラなく塗るのはある意味小学生でもできる。だから反対に意識して出来るだけ、「無意識」に「無作為」に塗る。書に似てるかな。これがなかなか面白い。
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