画家・榎並和春 2011/3からHPアドレスが変ります。
→ http://enami.sakura.ne.jp
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
今だから言えるのだけれど、子供が考えてもわかること、止め方が分からないような機械をどうして作ったのだろう。
山口画廊・画廊通信より勝手引用
http://home1.netpalace.jp/yamaguchi-gallery/room/room.cgi?mode=koumoku&no=25
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・略・・
この度の惨事であらためて人間とは、自然というまな板の鯉である事を思い知らされた。しかし無力な鯉だって、あらがう意地ぐらいはあるのだ。普段と変わりなく画廊を開き続ける事、これだけが私に出来る唯一の抵抗である。と、格好のいい事を言いながら、そもそも悠長に休める余裕など無いのが、実状ではあるのだけれど。
確かに今、大難の時である。しかし、こんな時だからこそ芸術に触れたい、心に潤いを持ちたいとご来店される方も、必ずやいらっしゃる事と思う。その方々にこそ絵画の放つ声は、温かな励ましとなって届くだろう。
こんな事があってつくづく思う事は、芸術はそれだけで希望である。たとえそれが絶望を語るにしても、優れた芸術は必ず希望を宿す。私は、元来芸術の持つであろう、その光を信じたい。それは、いかなる災厄も決して消す事の出来ない、強靭な精神の光である。
PR
この記事にコメントする
**
***
****
ブログ内検索
アーカイブ