画家・榎並和春 2011/3からHPアドレスが変ります。
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リビアの爆撃された風景を見て何となく今回の津波で破壊された風景と重なった。一方は人為てきなものであり、こちらは天の災いなんだけれどね。人の営みというものは太古の昔からあまり変わらない。船も家もすべてなくしてしまった漁師がそれでも私はここを離れない。ここでやりなおします。何回津波にあってもへこたれません。だって海が好きだから。といていた。
今回の災害は今までの災害とは大きく違う。地震などの天災は確かにすごい災害だけれど、その時が一番凄くてその後は今よりは良くなるという目標が見える、希望がみえる。ところが今回の災害はまだもっと悪くなるかもしれないという懸念が事態を余計に重いものにしている。
我々は、いままでも幾多の災害を受けてきた。そのたびに人はなぜこんな目なわなきゃならないのかと天を恨んだこともあったろう。何もかも本当に失って明日食べるものさえないという事態に陥ったこともあったのだろう。長い内戦状態で田畑がすべて焼かれて着の身着のまま逃げたこともあったのだろう。
最悪を考えれば日本人はこの国土を棄てて生きてゆかなくてはならないかもしれない。その場にいないで、素人が何も知らないで適当なことを言うなと叱られるかもしれないが、今の状態はまだまだ立ち上がれないほどのダメージを受けているわけではない。そう考えると悪くして国土の半分を失ったとしても、半分残っただけでも儲けものだ。
震災後初めての計画停電で真っ暗になった街を煌々と輝く月をみて感じたこと、いざとなったらここまで戻ればいいやという楽観にも似た覚悟。そう悪いことばかりではない。何遍打ちのめされても、へこたれず生きてゆこう。何とか前を向いて生きてゆくのだ。だって人が好きだから。
今回の災害は今までの災害とは大きく違う。地震などの天災は確かにすごい災害だけれど、その時が一番凄くてその後は今よりは良くなるという目標が見える、希望がみえる。ところが今回の災害はまだもっと悪くなるかもしれないという懸念が事態を余計に重いものにしている。
我々は、いままでも幾多の災害を受けてきた。そのたびに人はなぜこんな目なわなきゃならないのかと天を恨んだこともあったろう。何もかも本当に失って明日食べるものさえないという事態に陥ったこともあったのだろう。長い内戦状態で田畑がすべて焼かれて着の身着のまま逃げたこともあったのだろう。
最悪を考えれば日本人はこの国土を棄てて生きてゆかなくてはならないかもしれない。その場にいないで、素人が何も知らないで適当なことを言うなと叱られるかもしれないが、今の状態はまだまだ立ち上がれないほどのダメージを受けているわけではない。そう考えると悪くして国土の半分を失ったとしても、半分残っただけでも儲けものだ。
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