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画家・榎並和春  2011/3からHPアドレスが変ります。 → http://enami.sakura.ne.jp
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はる 3643
 美術部の生徒から「美大に行きたい」という相談を受ける。そうだな、彼らは簡単に将来の夢として画家とか工芸家など作家活動が出来ると考えているんだろうな。わかる、わかるから余計に心配してしまう。本当に真剣にそれでいいのかなんてね、美大など出ても作家など簡単にはなれないのだよと口から出そうになって、飲み込んだ。余計なことだよな。

 自分のことを考えて職業として選んできたという自覚はあまりない。色んなことをやってきて、最終的にこうなってしまったというのが本当のところだ。きらきらと輝いて、希望に満ち溢れて作家を志望して来たわけではない。だからまぁ、あまり夢を壊さない程度に勧めるしかないか。

 誰かが書いていたけれど、「作家」は人として最後の職業だから最後までとっておけと。世界一周して最後に作家になってもいいし、もっといえば泥棒やって最後に作家になってもいいわけだ。人生の経験が全て無駄なく肥やしになるのが作家だといわけだな。そこまで待てということか。

 
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無題
それまでの人生のすべてが生きて来ると言う意味では「役者」も最後の職業なのかなと思います。ぼくも、最後は「役者」で死にたいと思っていますが、いかがなりますか。
飯野 2011/06/17()00:06:54 編集
無題
そうですね。役者はいい仕事だと思いますね。多くの他人になりきれたら、それはそれはたのしいでしょうね。
はる 2011/06/17()22:51:57 編集
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