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画家・榎並和春  2011/3からHPアドレスが変ります。 → http://enami.sakura.ne.jp
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はる 3618
 浜岡原発もそうだけれど、何か一気に反原発色が大手を振ってかっ歩し始めたような気がする。今まで原発推進派だった人までが「これからはクリーンな省エネで太陽光発電だね」「国を挙げて新しい目標に向ってすすんで行こう」などと大真面目に言われるとへそ曲がりな私はどこか胡散臭いものを感じてしまうのだ。きっとどこかでまたもや金儲けの匂いがするんだろう。

 全く管さんのあの発言によって一夜にしてころっと方向が変ってしまった。今まで反原発はどこかマイナーな反社会的なお上に楯突く不穏な輩というイメージが、一気に反転して急に陽の当たるところに躍り出たようなかんじだ。

 結果オーライのような、棚ぼた式の今回の決定だけれど、どうもな、素直に喜べないところがある。後ろにアメリカの意向というのが見え隠れするのが気に食わない。またそうでなければそんなに簡単に今まで国策としてやってきたことを変更できる訳がない。それに色んな思惑が絡んでいるに違いない。そう思わなければすんなりと理解できないのだな。

 国策として原発を推進してきた書いたけれど、これもアメリカの大いなる思惑があったからだな。元々の原子炉はアメリカの設計だし、そういった意味で原発事業をリードしていたのはアメリカだったんだ。日本はそれをただただありがたがって購入していただけで、豊かな便利な生活には電力は不可欠と脅かされて、どんどん使って、原発もどんどん増やした方が儲かるわけだ。これもアメリカの国策でしょう。

 世界の実験場のようになって、これだけ地震の多い国でありながら「原発は安全」という宣伝でぼこぼこ乱立したわけだ。ところが、今回の事故が勃発して(戦争のようだね)もうこれ以上原発推進は無理だと判断したんだな。アメリカはそういった意味で国家戦略はどの国よりも優れている。そうやって戦争に勝ってきたくにだもの、日本など赤子同然さ。

 で今回の浜岡発言になるわけだ。ここからは廃炉処理にまたもやアメリカさんのお世話になるわけだ。それ以外方法はないからね。それに今度は代替エネルギーの風力発電とか太陽熱はつでんとかのセールスがどんと押し寄せてくるはずだ。

 まぁ負けた振りして、結局アメリカさんを利用させてもらって経済大国になってきたわけだから、結果的には新しい日本を作るには「水戸黄門の印籠(アメリカさんのお墨付き)」が功をそうするならそれもいいかなとも思う。

 
 
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