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画家・榎並和春  2011/3からHPアドレスが変ります。 → http://enami.sakura.ne.jp
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上から「口」の元の形で「サイ」と読む。この「サイ」の発見というのか解釈が白川静の白川たるところ。ここからあらゆることが解き明かされる。これはいわゆる「くち」ではない。「口」と解釈するとごく普通の解釈しか生まれない。これは神との交信手段としての入れ物なのだ。何を入れたのかといえば、まぁ色々な願いごとなど神聖な文書だった。

 「言」というのはその「サイ」の上に「辛」を乗せた形。「辛」というのは大きな針で刺青の道具。で「言」というのは自己弁明、神かけて誓うというようなことだったらしい。嘘偽りがない証しに間違っていれば自らの身体に罰として墨をいれる覚悟だというようなことか。

 「吾」というのは「まもる」とも読むらしい。で「五」の象形「Ⅹ」は木の枝でしっかりふたをしている形。ということから「サイ」に入った神書をしっかり守るということだ。
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