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画家・榎並和春  2011/3からHPアドレスが変ります。 → http://enami.sakura.ne.jp
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はる 2852
 ある雑誌を立ち読みしていたら、西欧の骨董の話が出ていた。今骨董が新しいのかな?

 古いものに興味があったのは子供の頃からだ。当時古いといっても壊れたラジオとか動かなくなったおもちゃや、鉄のガラクタとか木っ端だったり、ブリキの缶を集めていた。まぁそれは何かに転用して遊ぶ材料だったしたのだが、そういった意味では随分と変わった子供だったのかもしれない。

 雑誌を読んでいて気になったのは今をときめく村上某氏が盛んに骨董を集めているということだった。魯山人やデシャンを持ち出して骨董と現代美術に共通する「価値の捏造」について書いていたけれど、彼が骨董屋を見て回るのはそれぞれの店の捏造ぶりを研究するためだそうで、現代の錬金術師・山師の彼に言われてしまえば、骨董も色あせて見えてくる。

 何か違うだろうと思うな。骨董が持っている品みたいなものが彼の作品にはないように思うのだ。まぁひがみも大いに入ってはいるけれどね。
 
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こんにちわ
最近、嘘くさいはではでの現代書家が田舎をうろうろしています。そんな人があまり居ないので田舎の食品メーカーはこぞって町おこし商品のラベルのデザインをオーダーしてるようです。下手も上手いもごっちゃごちゃで、人生も哲学も有ったもんじゃない、書って何だ?っていろいろかんがえてしまいます。なんだかうさんくさい品のないゲー術家が最近多いです。と、これもひがみかな。

ところで、私も子供の頃から古いものが大好きでした。特に、作り酒屋の名前の入った縞模様のハッピを着てよく買い物に行ってました。しばらく遠ざかっていたのに、今頃になってようやくそんなものに近づいているみたいです。長々としつれいいたしました。
tosi 2009/04/11()14:12:16 編集
こんばんは
 芸能人の絵だとか書はどれもこれも胡散臭い代物だなぁ。鶴ちゃんなんか全国に美術館が何館もある。役者だからそれ風に納まるのは得意なんだろうけれど、やっているうちに自分もそんな気になってしまっている。見る人が観れば化けの皮をかぶっているのがマル分かり。見ていて反対にかわいそうになる。

 人は自分のレベルでしか判断できません。だまされるのはどちらもどちら。痛い想いをしなければ学習しないのでいいチャンスかもしれませんね。

 そう、子供の頃と何も変わりませんな。ではでは。

 コメントありがとうございました。
はる 2009/04/11()20:00:20 編集
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