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画家・榎並和春  2011/3からHPアドレスが変ります。 → http://enami.sakura.ne.jp
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小谷純 胡弓コンサート
胡弓のコンサートに出かけた。といっても知り合いのお寺の本堂でのライブ。しかし、お寺さんはなかなかいい音響効果がある。

はる 2720
 今日は小品の額装を始めた。額にも色々あって本来はそれぞれの絵にあった全てオリジナルな額をつけるというのがベストかもしれない。そう考えると額も自分で作ってしまうというのが理想だ。

 額によって全く違うイメージになったりする。反対に馬子にも衣装ではないけれど、ヘナチョコな作品でもいい額に入れるとそこそこに見えてしまうから不思議だ。

 絵はひとまわり小さくなってしまうけれど、今の描き方はほとんど額も一緒に描いているような感じかな。だから額は小細工のないボックス型が一番あっている気がしている。それはいいのだけれど、こいつが普通の額装と違って異常に面倒だ。構造上一つ一つ裏からネジくぎで止めなければならない。普通の額は着脱は簡単だ。ただはめ込めばいいだけだからね。

 後最近のことなんだけれど、制作の拠点が海外に引っ越してしまった。同じ仕込むなら将来を考えて日本人の若い人を育てればいいのだけれど、ただ今の人件費を考えればどうしても海外にでてしまうわな。そうすると作って船便で送ってくると一ヶ月かかるんだ。大して凝った額でもないのに発注してから一ヶ月だよ。急な注文には答えられない。

 農業なんかもそうだけれど、自の食料を安い海外の食料だけに頼って、自国の農業を育てるの放棄してしまえば、やがては自分の首をしめることになる。安いからというだけで海外の労働力を頼ってしまうと、やがては自国では何もつくりだせない能無しの国になってしまうだろう。

 ものつくり大学とか職人学校など冠だけ立派な学校を作っているけれど、これもね保護しなければならないというだけの役人的な発想で作られたものはどれもこれも魂の抜けたガラクタになってしまうだろう。

 やっぱりね、最終的にはすべてにおいて「地産地消」的な考え方じゃないかな。必要なものは自分で作る、または作り手の分かっているものを使う。でここのところが大事なんだけれど、そのことがカッコいい、価値があるという共通な認識を育てることだ。

 欲しいものを手っ取り早くコンビニや量販店で買わない。近くの専門店でそれも吟味して買う。「速い、安い、便利」は地域を滅ぼす。ひいては国を滅ぼす。
 
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