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美術館前のコンビニについて
県が肝いりで造った施設で、現在もなおうまく使われているものは多分県美ぐらいではないでしょうか。後のいわゆる箱物はすべて知事の名前を残すためだけに造られたようなところがあります。
県が肝いりで造った施設で、現在もなおうまく使われているものは多分県美ぐらいではないでしょうか。後のいわゆる箱物はすべて知事の名前を残すためだけに造られたようなところがあります。
県美の周り一体は春には新緑が、夏には濃い緑が木陰を作り、秋には銀杏並木が独特の雰囲気をかもし出し、冬は富士山を借景に築山が盆地をイメージさせてくれる美しい庭を造った。県内外からも未だに多くの来館者があるわけだから、唯一の、たった一つの成功例ではないかな。美術館の最近の企画はノーコメントですが。
しかし、多くの施設もそうですが、作ってしまえば後はどうでもいいようです。そこにあるということだけで満足してしまう、何か新しく企画するとか面白くするとか、県民のために何かをするという発想がそもそもないのです。これがお役人根性という元凶です。
ミュージアムショップとかレストランは利用者の大いなる楽しみであるはずが、だれもそんなことは考えていません。ただのファミレスです。すごくいい宝をもちながらが誰も利用しない、させないのはどうしてでしょう。
さて、美術館前の施設は随分と前から色々と変わってきました。一等地でありながら、どんな商売も上手く行きません。で最後はスラム化したお店が並んでいました。寂しい限りです。
県が何も要望しないから、指導しないから、方針がないから、場当たり的にしか仕事をしないから、結局無難なだれがやっても変わりないような、コンビ二しか誘致できないのです。
最低でも何かしら「芸術の森」の雰囲気に似合ったような意匠にする。そのことを「意識した」ということが大事なような気がしますね。そこから何かが変わるかもしれませんね。
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