画家・榎並和春 2011/3からHPアドレスが変ります。
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やっと一応の地塗りの作業が終了。ここから少しずつ形を見つけてゆく本来の仕事になってゆきます。周りをご覧になってわかるようにおしゃれな道具は一つもありません。百円ショップで購入した台所用品がおおいですね。絵の具を溶く容器は発泡スチロールのどんぶりです。パレットは使い古しの皿。これはなかなか便利に使っている。ライトは元々譜面台だった三脚の部分をりようしたものだ。
リサイクルとか再利用などという意識で始めたものではない。そんな高尚な理念とか理想で始めたものでもない。元々持って生まれた「あるものでなんとかする」という発想からでたものだと思う。私に誇れる才能があるとすればたぶんこれかなと思う。
今のスタイルも根本のところはこの「あるものでなんとかする」というところから出てきたものではないだろうか。こうやりたい、こう描きたいと思って努力したものではなくて、いつの間にか自然に身の回りにあるものを使っていったらこうなってしまった、というのが本当のところのような気がするなぁ。皆が皆そうする必要はまったくないのだけれどね。当然。
カラスなんかもそうだけれど、都会で生きている奴らと田舎に生息している奴らでは巣の状態が違う。彼らが地産地消を意識しているとは思えないのだけれど、身の回りにあるもので巣作りをする。都会のカラスは色とりどりのハンガーやプラスチックの紐などで、田舎のカラスは木の根や枝を使う。
今現在生きている我々は今、手に入る材料で道具で想いを伝えるというのがまっとうではないかと思うのだ。これが現代美術でなくてなんであろう?
リサイクルとか再利用などという意識で始めたものではない。そんな高尚な理念とか理想で始めたものでもない。元々持って生まれた「あるものでなんとかする」という発想からでたものだと思う。私に誇れる才能があるとすればたぶんこれかなと思う。
今のスタイルも根本のところはこの「あるものでなんとかする」というところから出てきたものではないだろうか。こうやりたい、こう描きたいと思って努力したものではなくて、いつの間にか自然に身の回りにあるものを使っていったらこうなってしまった、というのが本当のところのような気がするなぁ。皆が皆そうする必要はまったくないのだけれどね。当然。
カラスなんかもそうだけれど、都会で生きている奴らと田舎に生息している奴らでは巣の状態が違う。彼らが地産地消を意識しているとは思えないのだけれど、身の回りにあるもので巣作りをする。都会のカラスは色とりどりのハンガーやプラスチックの紐などで、田舎のカラスは木の根や枝を使う。
今現在生きている我々は今、手に入る材料で道具で想いを伝えるというのがまっとうではないかと思うのだ。これが現代美術でなくてなんであろう?
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