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画家・榎並和春  2011/3からHPアドレスが変ります。 → http://enami.sakura.ne.jp
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 なでしこのサッカーを観て感じる事は、一言で言えば「さわやか」であるということか。反対に胡散臭いというものはどこかやっぱり「お金」にかかわるところから匂ってくるもので、例えば男子のサッカーのようにプロが絡んでくると、単に優勝というプライドをかけて戦うというひたむきなところが少し翳ってしまうところがある。

 だからといって彼女たちが一生懸命でなかったかといえば、お金は絡んではいないけれどそのひたむきさというのは、見ていてウルウルするぐらい感動的だ。まぁ今の日本の女性の力強さを良く表しているように思うな。

 閑話休題

 男というのは空理空論、原理原則、机上の話が大好きだ。もちろん個人差もあるのだろうけれど、大体においてそうやって今の社会が作られてきたようなところがある。例えば国を作る時にその国の柱であるところの法を考える。まず全体を統一した秩序みたいなものを考える。そうしないとどことなく心もとなく、不安になる。宗教などもそんなところから男が作ったものじゃないだろうか。

 群れを作る、徒党を組む、社会を作るといった場合、こういった能力というのは多分大切なことなんだろう。

 けれど、ある程度社会が成熟してくると、こんどはそういった規制が決まりが動きの取れない融通のきかない、すごく脆いものに変ってくる。名前だけの組織になったり、既得権を維持するだけの見せ掛けのものになったりする。一度出来たものはなかなか止める事ができない、優柔不断なお荷物になってしまう場合が多い。

 いっそのこと、しばらく女性にこの国を任せてみないか。
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