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画家・榎並和春  2011/3からHPアドレスが変ります。 → http://enami.sakura.ne.jp
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その1

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その2
 よけいなお世話をしてみましょう。昨日のクロッキーで実際に眼はどう見たのか、そんな事を考えて説明しようと試みた。正しいかどうかは分りません。

 まず、その1を見てください。人物を見て画面の中にどう配置するか、体の流れはどうなのかを実際に何本か線を入れています。それそのまま体の骨組みとなります。

 頭の頂上0から描いてゆきます。次に大事なのは左肩①の位置ですね。ここが顔からどのくらい離れているのか、頭半分ぐらいと眼ではかります。①-②の傾きも大事ですね。次に乳首の位置③これがどのくらい前に出ているのか、①の位置からどのくらい下にあるのかを計ります。③を描いている時に④の位置を気にすることが大事です。

 ②-⑩の傾きは最も重要なポイントですね。これで右に少しひねった状態を下から見上げているんだと言う事を暗示します。①-②ー⑩が描けるかどうかが、このポーズを自分のものにしたかどうかの境目ですな。いずれにしろ、どんなポーズにも肝になるポイントがあって、それを上手く報告するという気持ちが大事です。自分だけ分っても絵にはならない。

 次はおへその位置⑤です。ここからは見えませんが、おへそが縦に伸びているか、横にのびているかで、お腹の状態を報告できます。今回は多分縦に少し伸びているでしょう。⑦-⑧の傾き、⑤-⑫-⑥に至る骨盤の丸みも意識します。⑧-⑨の太ももの丸み、何気ないですが、②-⑫の背骨のラインが体をぐっとそった感じを暗示します。これも大事なポイントですな。

 ⑪の位置が①からどのくらい右にずれるか、これも目分量で測ります。手の指や足の指などは省略する人もいますが,私は暗示する程度には描きます。その方が表情がでるからです。顔より手の指の方が表情があるきがしますね。

 まぁこんなところですか。余計なお世話でした。
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