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画家・榎並和春  2011/3からHPアドレスが変ります。 → http://enami.sakura.ne.jp
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 昨日遅く帰ってきました。二日前のオープン前日は飾りつけなどがあって関東近辺の関係者が駆集められてワイワイと忙しい。絵画だけでも600点ほど展示するわけだから全く気の遠くなるような作業だ。一つ一つが2mもあるような大きな作品なのでそりゃもうあきれてものが言えないくらい大変なことだ。それで10日すれば跡形もなく消えてしまう。いったい誰が何のためにやっているのか、荒行に近い修行だな。

 昨日はオープニングのパーティーがあって、受賞者や新会員推挙などが華々しく表彰されてうれしい時を過ごす。一年に一度全国からなじみの顔が集まって和気藹々と親睦を深める。団体展の面白いところだと思う。色んな作家と知り合うきっかけにもなる。

 でも何だか、自分が年取ったせいなのかどうか、昔ほどわくわくしなくなった。理由を考えたんだけれど、そうだなぁ・・この会には昔から早々たる作家が属していて、例えば好きな作家でいえば須田剋太や香月泰男とか松田正平とか、伊藤廉、久保守などがいた。これほど綺羅星のごとくに憧れていた作家がいた団体展は他にない。まぁだからその団体に出品し始めたわけだけれど、そういった歴史的な作家たちと同じ会に属しているということが、何となくわくわくうれしかったわけだ。

 それがねぇ、自分がその構成員になってくると、全然大したことないわけだ。その質の格段の差に気がつくわけだ。それがわくわくしなくなった一つの理由かな。 
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無題
「構成員」なんて、なんだか暴力団みたいですね。何でも中に入れば、なんだこんなものだったのかとあきれることばかりです。
飯野 2011/04/29()12:59:04 編集
無題
 そう、やくざと同じ世界かもしれませんね。「○○組組員」みたいなものか。
はる 2011/04/29()18:10:49 編集
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