画家・榎並和春 2011/3からHPアドレスが変ります。
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Keith Jarrett Koln Concert ~ first ten minutes
審査というものはいつもどこか胡散臭いものを含んでいる。私自身多くの審査を受けてきたし、その結果に涙を呑んできた。何であの作品が選ばれて、私の作品じゃだめだったのか。そんな事を問うてみてもせん無い事なんだけれど、時の運、何かのちょっとしたさじ加減で大きく人生が変ってしまうこともあるわけだ。
出した以上結果を出すことを期待する。欲をかいているわけではないが、人である限り仕方ないだろう。どうでもいいなら最初っから他人の審査など受けない。
絵で何とかしたいと切に願っていた若い頃は、世の中に受け入れられるためにはコンクールで賞を取るしかないと真剣に信じていた。だから出品できる公募には手当たり次第に出していた。今はじめて明かすのだけれど、安井賞の候補として推薦を受けた時が私にとって最後の山場だったかもしれない。結果は落選で終わってしまった。それ以降コンクールで何とかするという意欲が急速になえてしまった。
イタリアのフィレンツェの花の大聖堂の大きなドームにしても当時の公募によって選ばれた作家が施工したというから、まぁいずれにしてもそういった選択肢しかないのかもしれない。
風呂に入ってきます。後書けたらまた。
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