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画家・榎並和春  2011/3からHPアドレスが変ります。 → http://enami.sakura.ne.jp
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 といいながら、わがアトリエを眺めると確かに雑木林の混沌のようだ。狭いものだから物は段々と上に重ねあげられて、一つの壁になっている。奥にあるダンボール箱にはボロ布が色に分けて入っている。これはボロ布というのか、絵の具というのか私にとって画材ではある。この雑然とした混沌にもそれなりのルールがある。ただ単に無秩序に物が置かれているわけではない。「無意識」ではない。ここのところが微妙だな。

 その一定のルールがその人の「好み」とか「嗜好」と微妙に関係する。全く「無意識」というのは自然ではあるけれど創造物ではない。できるなら無意識にあるがままに生きたいとは思うのだけれど、そこはそれ凡人だからどこか意識してしてしまう訳だ。

 何だか分からんようになった。まただな。
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モノ
今、横浜で原口典之さんの展覧会をやってます。「廃油」のプールが床に広がっている様子は衝撃的だといえば大げさかもしれませんが、われわれのこの時代の文化や歴史や生き方そのものを考えさせる迫力に満ちています。つまりは「石油」というモノが包みこんでいる歴史の深さ、その無償性が見るに人間に迫ってくるようです。鶴岡政男という絵描きさんが「コトではなくモノを描く」と言っていますが、同じことを言おうとしているように思います。
飯野 2009/05/15()10:17:30 編集
こんにちは。
 今日はいい天気ですね。

 今の生活は石油をはじめ化石燃料の消費の上に成り立っている社会ですね。もうどこでも言われていることですが、やがてそれがなくなった場合どうするのか?真剣には考えていませんが、首根っこを押さえられているきがします。

 最近地元のスローフード協会の設立を後押しすることがあり、地産地消や共生、そういった生き方の哲学がこれから大事になってくるように思いました。

 絵描きも今を生きる人なら、そういったくくりからは逃げられないでしょうな。

 ではまた。コメントありがとうございました。
はる 2009/05/15()14:19:37 編集
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