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画家・榎並和春  2011/3からHPアドレスが変ります。 → http://enami.sakura.ne.jp
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はる 2825
 
 時代の「正義」みたいなものがあって、これもまた例えなんだけれどライブドアのホリエモンが出てきた時に、彼はやけに目立つ格好でバッファロウズの旗を振っていた。球団というのは時代の覇者が持つもので、一時は鉄道が親会社であることが多かった。それから次にデパートかな。最近は金融のオリックスとかソフトバンクなどが牛耳っている。

 出てきた当時彼は何者か正体不明であった。何とはなしにIT関係の長者であると言うことは分かっていたけれど、楽天にしてもそうだけれど、時代はそういったIT関係になって行くのだろうな、だから彼が落ちぶれた鉄道に代わって好きな球団を持つのはいいかもしれないという雰囲気があった。それが時代の「正義」のように思って後押しした人も多かったのではないか。

 ところが少し時間がたって眺めてみると、彼は別に野球が好きでそのために球団の旗を振っていたのではないということが分かる。とにかく目立った行動をして名前を売る。ライブドアという会社の知名度を売ることにその事を利用したのだ。彼はそれを分かってやっていたのだから、策士として一級なのかもしれない。しかし、すぐに化けの皮がはがれたから二級なのかもしれないな。

 教育というのはあんがい策略に近いかもしれない。上手い具合に「正義」を作ってやれば生徒たちは一心不乱にそれに向かって努力する。下手な策士は強制力で仕事をやらせようとするけれど、あるところまではそれで充分統制がとれるのだけれど、次第に手を抜くことを学習してしまう。それが全てになってしまえば本末転倒になる。

 まぁいずれにしても、時代の空気に惑わされないことが肝要だ
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