画家・榎並和春 2011/3からHPアドレスが変ります。
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事故が起きてからの役人とかその電力会社のトップの対応の仕方は絵に描いたような官僚的な、エリート集団の無責任ぶりと自己保身ぶりと無能ぶりをさらけ出したようにみえる。まぁこれもあちらが悪い、こちらが悪いと言っても立場が変れば多分自分たちも同じ事をしていたのではないかな。その事で個人を糾弾してもあまり意味はないだろう。
私たちの大きな思考の一部に「阿吽の呼吸」というのがある。いい面で使えば以心伝心、何も言わないでも分かり合える仲間、そんな感じで使われるのだけれど、例えば今回のマスコミの対応などを見ていても、どこにも独自の視点と言うのが感じられない。大きな事件や事故が起きた場合、意見が大同団結を何となく求めてしまうようなところがあるのではないかな。だから大本営発表ばかりが通ってしまう。だれも反対の意見をいえなくなってしまう、そんな「空気を読む」雰囲気が出来てしまっているのではないかな。
独自の自分の意見をいうという学習がなされていないのだ。国会の中継などを聞いても、揚げ足取りみたいなことばかで、絶対に他人の意見は行かないぞという雰囲気だ。最初から人の意見を聞くつもりなどなく、反対に相手を威嚇して馬鹿にして見下す、意見などどうでもよくて、兎に角自分の人格を相手に認めさせてねじ伏せれば弁論がたつなどと思い込んでいる。これじゃいつまでたってもまとまる話もまとまらなくなってしまう。会議など無駄だ。人の意見を聞かないのなら最初から話し合いなどしなきゃいい。
今の日本のシステムなら何も決まらないし、何も実行できない。時間ばかりがかかって意味のない意見交換ばかりだ。本当は話し合いというのは両方のいいところを取り合ってお互いに少しずつ譲歩するってことじゃないかな。そうでなきゃ絶対にまとまらない。意味もない。
これを契機に少し変らなきゃ、また同じ事の繰り返しだ。
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どうも風邪が今ひとつ抜けきらないでいる。夏風邪は治りにくいらしい。
たまに伺うブログにこんなことが書かれていた。
「吉川春水 昨日今日明日」
http://kikkawaharumi.blog68.fc2.com/blog-entry-1184.html
・・・・・・・・・・・・・・・・
「・・昨年9月から我が家の屋上に取り付けた太陽光発電が稼働を始めました。床面積80平米弱の家の屋根だから広さは大したことありませんが、天気の良い日は順調に発電を続けてくれています。
おかげさまで請求書ベースで言えば、5,6,7月の3カ月間の電気代、ガス代の払込合計金額が23,413円。それに対して東電に余剰電力を売った金額合計が31,920円。差引8,507円のプラスが出ました。
太陽光発電設備一式の導入コストはかなりの金額でしたが、政府、都、区からの補助金分を差し引くと、10数年後には導入コストが回収できそうな勢いです。
・・略・・
原発を続けるか否かが問題になっていますが、原発にかかるコストを太陽光発電の補助金にし、今後新しく建てる個人住宅、集合住宅、ビル、工場には太陽光発電装置をつけることを促進すれば、今後の電力事情が随分と変わるのではないでしょうか?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
彼女のブログを読んでいると女性が一人で仕事しながら堂々と生きている様子がうかがわれ頼もしく思われます。まぁそのことは差し置いて、とても理系の女性とも思われないのですが(もし違っていたら失礼)自宅の屋根に太陽光発電を施設したようだ。
その結果5,6,7月は余剰電力を売ったらプラスになったと書かれている。このことは革命的なことだな。まぁ色々な条件があるから一概にはいえないのだけれど、どこかの電力会社が夏場は電力が不足するから計画停電だとか、そのためには原発がぜひとも必要だとかのたまっていたけれど、単純に考えて各戸がそれぞれに太陽光発電にすれば反対に夏場は電力が余るのではないか。
単純に考えて電力会社も一民間企業であるから、利益が全てに優先するわけだ。だから兎に角出来るだけ多くの人に無駄遣いしてもらったほうが企業としてはありがたいわけだな。節電を本気になってやれば自分たちの首を絞めるわけで、普通に考えてそんな事は企業の理念に反する。
だから政府と一体になって国策という大義名分で原発を推し進めるわけだ。我々はどうも国策と言う言葉に弱いところがある。水戸黄門の印籠のようなものか、多くの人を思考停止状態にする。「国策」と言う言葉は戦前の「お国のため」と同義語で、まぁお国のためなら少々の犠牲は目をつぶるかとなってしまう。
まぁこれが今までの大きな間違いのプロローグだな。何回も書くけれど、これは戦前に日本が戦争へと進んでいった過程とそっくりだ。一部の人間が国策の名の下に戦争へと駆り立てたのではない。それを知っていながら薄々分っていながら止めようとしなかった多くのその他大勢がいたということだ。積極的にすすめはしなかったけれど、進んで反対しなければ同意したとされても仕方ないのだな。このことでまたもや我々は判断をあやまってしまった。
良く考えて、賛成、反対の声をあげることだ。意見をいうことだ。黙っていてはいいように利用される。そのことはどうしても伝えておかなくてはいけない。
たまに伺うブログにこんなことが書かれていた。
「吉川春水 昨日今日明日」
http://kikkawaharumi.blog68.fc2.com/blog-entry-1184.html
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「・・昨年9月から我が家の屋上に取り付けた太陽光発電が稼働を始めました。床面積80平米弱の家の屋根だから広さは大したことありませんが、天気の良い日は順調に発電を続けてくれています。
おかげさまで請求書ベースで言えば、5,6,7月の3カ月間の電気代、ガス代の払込合計金額が23,413円。それに対して東電に余剰電力を売った金額合計が31,920円。差引8,507円のプラスが出ました。
太陽光発電設備一式の導入コストはかなりの金額でしたが、政府、都、区からの補助金分を差し引くと、10数年後には導入コストが回収できそうな勢いです。
・・略・・
原発を続けるか否かが問題になっていますが、原発にかかるコストを太陽光発電の補助金にし、今後新しく建てる個人住宅、集合住宅、ビル、工場には太陽光発電装置をつけることを促進すれば、今後の電力事情が随分と変わるのではないでしょうか?」
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彼女のブログを読んでいると女性が一人で仕事しながら堂々と生きている様子がうかがわれ頼もしく思われます。まぁそのことは差し置いて、とても理系の女性とも思われないのですが(もし違っていたら失礼)自宅の屋根に太陽光発電を施設したようだ。
その結果5,6,7月は余剰電力を売ったらプラスになったと書かれている。このことは革命的なことだな。まぁ色々な条件があるから一概にはいえないのだけれど、どこかの電力会社が夏場は電力が不足するから計画停電だとか、そのためには原発がぜひとも必要だとかのたまっていたけれど、単純に考えて各戸がそれぞれに太陽光発電にすれば反対に夏場は電力が余るのではないか。
単純に考えて電力会社も一民間企業であるから、利益が全てに優先するわけだ。だから兎に角出来るだけ多くの人に無駄遣いしてもらったほうが企業としてはありがたいわけだな。節電を本気になってやれば自分たちの首を絞めるわけで、普通に考えてそんな事は企業の理念に反する。
だから政府と一体になって国策という大義名分で原発を推し進めるわけだ。我々はどうも国策と言う言葉に弱いところがある。水戸黄門の印籠のようなものか、多くの人を思考停止状態にする。「国策」と言う言葉は戦前の「お国のため」と同義語で、まぁお国のためなら少々の犠牲は目をつぶるかとなってしまう。
まぁこれが今までの大きな間違いのプロローグだな。何回も書くけれど、これは戦前に日本が戦争へと進んでいった過程とそっくりだ。一部の人間が国策の名の下に戦争へと駆り立てたのではない。それを知っていながら薄々分っていながら止めようとしなかった多くのその他大勢がいたということだ。積極的にすすめはしなかったけれど、進んで反対しなければ同意したとされても仕方ないのだな。このことでまたもや我々は判断をあやまってしまった。
良く考えて、賛成、反対の声をあげることだ。意見をいうことだ。黙っていてはいいように利用される。そのことはどうしても伝えておかなくてはいけない。
少し長いたびから帰ってきました。今回は風邪をひいたということもあって疲れた。写真は大阪駅の北の再開発ビルの様子。私が居た頃とは全く違う様子に唖然とする。どこか東京の真似をしているような洒落たデパートや駅ビルがてんこ盛り。大阪らしさがしだいになくなって行く気がする。やがては日本中どこに行ってもリトル東京ばかり。
衆議院厚生労働委員会から児玉龍彦氏 2011.7/27
http://www.youtube.com/watch?v=DcDs4woeplI&feature=youtu.be
印象に残った言葉「七万人の人々が住んでいたところを追われて路頭に迷っているのに、一体あなた方政府はこの何ヶ月間何をしているのですか!」
衆議院厚生労働委員会から児玉龍彦氏 2011.7/27
http://www.youtube.com/watch?v=DcDs4woeplI&feature=youtu.be
印象に残った言葉「七万人の人々が住んでいたところを追われて路頭に迷っているのに、一体あなた方政府はこの何ヶ月間何をしているのですか!」
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