画家・榎並和春 2011/3からHPアドレスが変ります。
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私が二十代の頃「就職しないで生きる」という魅力的なタイトルの本が出版されましたが、これは期待したようなハウツー本ではなく、自分の生き様を書いたエッセイ集でした。私たちの世代はカウンターカルチャーのど真ん中でありまして、ヒッピーというのかフーテンというのか要するに既成の体制の中で生きるよりも、ドロップアウトというのかな落ちこぼれてしまう方を選択するような価値観がかっこいいと思われていた時代なんですね。
学生運動もやや下火になって、どうせ体制はびくともしないだったら、オイラ一抜けたといった諦めの居直りかもしれませんね。私にはそんな大それたポリシーがあったわけではありませんが、「就職しないで生きる」生き方に凄く憧れましたね。
「地球の上に生きる」というヒッピーのバイブルのような本がありまして、まぁ一種のロマンチックな自給自足の夢を描いた本ですが、未だにこれはそんなに古くはないように思いますね。今で言うならオーガニックな自然派の生き方の見本のような話です。この本を読んでこんな風に生きたいと思った同じ世代は多いのじゃないだろうか。ソローの「森の生活」なんていうのもありました。
普通の公務員の家に育ちながら、どうしても毎日仕事や学校に出かけるというのが嫌でたまらなかった。今で言うなら登校拒否とかニートみたいなものかな。絵を描いているなどというのはただの方便、嘘でしかない。本当のところは「働きたくない」それだけかもしれないな。今頃になってこんなことを暴露しても醜悪でしかないな。
それでもよたよたと「就職しないで生きて」これたのは奇跡的なことだ。
学生運動もやや下火になって、どうせ体制はびくともしないだったら、オイラ一抜けたといった諦めの居直りかもしれませんね。私にはそんな大それたポリシーがあったわけではありませんが、「就職しないで生きる」生き方に凄く憧れましたね。
「地球の上に生きる」というヒッピーのバイブルのような本がありまして、まぁ一種のロマンチックな自給自足の夢を描いた本ですが、未だにこれはそんなに古くはないように思いますね。今で言うならオーガニックな自然派の生き方の見本のような話です。この本を読んでこんな風に生きたいと思った同じ世代は多いのじゃないだろうか。ソローの「森の生活」なんていうのもありました。
普通の公務員の家に育ちながら、どうしても毎日仕事や学校に出かけるというのが嫌でたまらなかった。今で言うなら登校拒否とかニートみたいなものかな。絵を描いているなどというのはただの方便、嘘でしかない。本当のところは「働きたくない」それだけかもしれないな。今頃になってこんなことを暴露しても醜悪でしかないな。
それでもよたよたと「就職しないで生きて」これたのは奇跡的なことだ。
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