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画家・榎並和春  2011/3からHPアドレスが変ります。 → http://enami.sakura.ne.jp
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はる 2743
 個展3日目
 今日もたくさんの人が来てくれました。どうもありがとうございました。

 午前中は冬だというのにけっこう生暖かい風が吹いていました。銀座の木々はまだ葉をつけているものが多く。今年の気候の不順をあらわしているようだ。

 午後から雨になった。急激に気温も下がってなんだか奇妙な天気。あと三日、まだ来ていない人は是非来てくださいな。

 
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 今日は中休みです。

 銀座は中央通りは人でにぎわっていますが、一歩中に入れば閑散としています。画廊街も基本的にはお休みになります。まぁ普通は日曜日にしか来れないお客さんがいるわけでオープンした方がいいと思うのですが、昔っから銀座の画廊は日曜はお休みですね。ただし今回は23日が祝日ですがオープンします。仕事でお休みの日しか来れない方はこの日に来てください。

 世界的な不況のせいかな、銀座の画廊もちょっと今までにない落ち込みのようです。まぁ考えればわかるけれど、一番最初にけずられる対象ではあるわな・・。けれど、本当は今が一番必要とされるような、心の拠り所になるような仕事であるとは思っているのですが、どうでしょう。

 前にも書いたけれど、壁の飾りを描いているつもりはない。不安などうしょうもない時代にこそ必要とされるものが本物でしょうな。時代のふるいにかけられて、偽物は消えてゆく、ちょうどいい機会じゃないかな。外国の有名なブランドビルは早くも撤退を始めた。

 今回はけっこう充実した作品になっているような気がしています。是非面倒がらずに見に来てほしいとおもいます。何か感じることがあるように思いますね。明日からまた毎日在廊しています。


 
 今日もたくさんの人が来てくれました。明日は画廊がお休みです。出かけてこないように!
   
 
 


個展1日目
 無事オープンしました。初日はけっこう疲れました。また明日。



 
個展前夜
 搬入の様子です。まだ掃除機が床に転がって、生々しいでしょう。こういった様子は他では見れません。なかんかよい感じの展示になりました。明日からの個展が楽しみです。ではみなさん来てください。



はる 2738
 今日は午前中はパートの仕事。今学期最後の授業で、楽しいアニメの鑑賞会。午後からは色々個展前の雑用をこなす。これがなかなか面倒だ。持ってゆくものに落ちがないか、荷物のチェック。泊まりのホテルに荷物を送る。後ボイラーの石油を満タンにしておかなくてはならないとか、絵を準備するのは当たり前だけれど、それ以外の準備も必要だ。

 日常から逸脱することは楽しい事だ。会社の仕事で出張する気分とにているのかな。

 絵描きは絵を描くのが仕事だ。勿論そうなんだけれど、それだけじゃ面白くないと思う。たとえばね、売れっ子になって描いたものが右から左へと売れていったとする。画商さんが待機していて「さぁさぁ先生は絵だけ描いていて下さい、後は私たちがしますから・・」などといわれて、絵を描く機械になってもつまらんと思うんだ。

 職人でもない、芸能人でもない、勿論芸術家などではない。どちらかと言えば旅芸人みたいなのかな。地方地方でお客さんが待っていてくれて、今年は何処まで行ったのか、そんな成果を楽しみにしている。理想をいえば、生きているそのものが売りだから、どう生きてもいいわけだ。悩んで生きている姿、そのままを晒して作品にしてゆく。

 これからどういう結末をみせるのか、面白いと思うのだけれどね。老いてゆく姿を一緒に楽しんで欲しいな。

 さて、明日から出かけます。報告はシャメでします。それでは家からはこれでお終いです。
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 画集が出来てきた。満足、まんぞく。しかし、時間がないのでまでまだ送れません。少しお待ちください。



 
はる 2736
 時期がとても悪いようだ。今朝、画廊に電話したらそういっていた。東京はとても物が売れる状態ではないみたい。ちょっと困るなぁ・・。

 壁の飾りを描いているつもりはない。どれもみんな必要に迫られて、私の心が要求したものだ。今の時代を生き、今この瞬間を感じて生まれてきたものだ。だから観る人の心に何かしらの共感を感じてもらえると信じている。でなければ絵を描く意味もない。もし少しでも興味があったら、是非一度足を運んでください。私は連日画廊につめています。

 という訳で、この木曜日(18日)からまた出稼ぎにお江戸に出ます。今回はクリスマスをはさんで26日までかえりません。

 日記の更新はシャメだけになるかもしれませんが、出来る限りします。個展にこれない方は毎日の報告だけでも見てください。

 ■2008年 12/19(金)~12/25(木)
 第46回・榎並和春個展・銀座
  ギャラリー惣
  「いつかみたところ」

 銀座・ギャラリー・惣
東京都中央区銀座7-12-6 トキワビル5F 03-3541-4380

 (詳しくはHPをご覧下さい


はる 2735
 いつのまにか今のような生活になってしまったけれど、その萌芽はずっとずっと前の子供頃にあった。きっちりと就職して給料をもらっている姿というのが想像できない。

 ある意味自分が望んだから、どこかで取捨選択してきたから今の生活があるわけで、大きな不可抗力(戦争とか革命とか)がない限り、誰もがみんなある程度望むような生活になるのじゃないかな。

 じゃどんな生活を望んで来たのかといえば、まぁこれこれだとははっきりいえない。絵描きというのが目指すべき職業だったと言う風には思えないからだ。だれも自分の近くに絵を描いて生活していた人はいなかったし、まぁまわりを見渡してもほとんどが公務員かサラリーマン、商売屋、お百姓、職人、そんなもんだった。

 職人といっても街中にいれば大工さんか左官屋、ペンキやそんなものかな。特に画家とか作家など選択肢には上ってこない。目指してなれるものでもなかったからだろうな。

 
 これがそのアパートです。しかし今はもう取り壊されてありません。

 
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